感想

bs2でオードリー・ヘプバーン主演の『暗くなるまで待って』を視聴。
既に見た気になっていたが実は見ていなかったという作品のひとつである。
盲目の婦人が単純に部屋を暗くして強盗か暴漢かと闘うサスペンスだと思っていたのだけれども、それはクライマックスの部分だけで、そのほかの部分に描かれている光のない世界の推理劇が非常によくできてて、画面に引き込まれる感じで見ていた。しかしながら、芝居を打つ犯罪者が律儀で紳士的なのは時代のせいかなぁ。今なら押し込んで強引に吐かせて殺しておしまいみたいな話になってしまいそう。あと、場面転換がほとんど無いので、舞台劇にし易いなと思った。それから、やっぱり眼鏡っ娘がイイ。