魔法遣い

加納朋子の『ささらさや』を読了。いわゆる「ゴースト」の様な話。この本の解説にも『魔法飛行』の解説にも、お話に”魔法”が込められているというような事が書かれているが、実にしっくりくると思った。それはごくごく小さな魔法で、たとえば「痛いの痛いの飛んでけ!」といった類のものだ。優しい気持ちになれる作品。